軸組金物工法の導入について

初めての方へ

LT軸組金物工法が初めての方へ
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軸組金物工法について

軸組金物工法は、在来工法の躯体の仕口(柱と梁、梁と梁をつなぐ部分)の強度の「曖昧さ」を解消する工法です。強度が数値で示される材料を使い、繰り返し行われた強度試験での、確かな数値を用い、より確かな、より安全性の高い躯体が実現される工法です。

ランバーテックでは、1996年より、木造住宅の軸組金物工法専門工場として、業界でいち早くスタートいたしました。15年に及ぶ実績、そして高い精度のプレカットは、現場を安全にスピーデイに「建て方」を終わらせることができると、高い評価をいただいている工法です。

ランバーテックの軸組金物工法

  • 軸組工法は、良いものだからこそ、幅広く皆様に使っていただけるよう工法使用のロイヤリティや加盟料はいただいておりません。
  • 初めて軸組金物工法をご利用いただく皆様にはご希望があれば1棟目は現場指導も無料で行います。
  • ある大手ハウスメーカーの全国の提携工場の中で、品質、工場製品管理、環境整備などのNO.1をいただきました。

特徴

構造材の選択肢

集成材或いは無垢材、両方使用できます。

集成材

構造造部材として数値に裏づけされた強靭な集成材を使用しています。
自然の産物の木材の良さを残しつつ、構造材としての1本1本の木の持つ欠点となる反り、ねじれ、割れを極力なくすようにできます。

無垢材

昨今のめざましい技術の進歩により、「やはり構造材は無垢材で!」と仰るお客様には、無垢材での使用が可能です。
強度のしっかりした、また強度が安定した、スギ・ヒノキ・カラマツなどの無垢材も使用しております。
後々の材木の狂いを最小限にするために、木材をコンピューター制御により一定の基準以内まで、乾燥させた無垢材のみを使用しております。
従来は軸組金物工法は、無垢材は使えないと言われておりましたが、「やはり構造材は無垢材で!」仰るお客様にも、仕口の強度と安定性が、軸組金物工法により、使用が可能となっています。

材料流通経路の短縮、コストダウン

中間マージンを極力カットし、低価格化を実現しています。

流通ルート簡略図

ほとんどの他社の場合、多重の中間業者が入り、本来の材料の価格に多額の流通マージンが加算されています。
ランバーテックの場合、中間マージンを極力カットし、低価格te化を実現しています。

流通ルート簡略図

現場指導・見学会の実施

初めて軸組金物工法をご利用いただく皆様には、ご希望があれば、1棟目は現場指導も無料で行います。

現場指導の様子

現場指導の様子

軸組金物工法+トラス現場見学会の様子

LT軸組金物工法+トラス現場見学会の様子

導入の流れ

こちらでは、軸組金物工法にご関心をお持ちの方に、お問い合わせから建て方までの流れをご説明いたします。

STEP1 お問い合わせ

軸組金物工法にご関心をお持ちになられましたら、まずはお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちら

STEP2 担当者よりご連絡

ご要望のお問合せについて詳しくお伺いいたします。
ご訪問日時の打合せをその際にいたします。

STEP3 ご訪問・お見積り資料をいただく

お会いしてより詳しくお伺いし、ご提案いたします。
お見積りの際には平面図、立面図、矩計図をいただきます。

STEP4 構造図作成

構造図の打ち合せし、弊社で構造図を作成いたします。

STEP5 構造図のご承認

内容をチェックしていただき、宜しければご承認をいただきます。

STEP6 お見積り提出・ご承認

お見積りを見ていただき、宜しければご承認をいただきます。

STEP7 工程について打ち合わせ

加工、現場、工程について打合せをいたします。

STEP8 工場にて加工(プレカット)

構造図に沿って、工場でプレカットを行います。
プレカットが完了した木材を現場に搬入いたします。

STEP9 上棟

搬入された建材を使用して上棟を行います。
1棟目の工事は、ご希望がございましたら現場で指導いたします。

軸組金物工法について

通し柱だけってダメなの?

弊社ではALL金物なので、通しだけというのはできません。

無垢にも対応してるの?

しています。軸組金物なら、材種にもよりますが。

羽柄はどこまでプレカット?

弊社の基本は垂木と床合板のセットです。

金物は取付けてくるの?

はい。現場では組み立ての作業だけで大丈夫です。

構造用集成材についてどのようなものを使用していますか?

強度が数値で表示できるJAS規格に適合するもののみを使用しています。
無垢材は、その樹種により強さが異なります。
また同じ木でも、環境、成熟度,製材の部位、乾燥度により、強度にばらつきがあります。
反り、曲がり、割れ、伸収縮といった、構造材としての木材の欠点を、補うために木の強さをより強くし、品質を一定にし、強度が数値で表すことができるものが構造用集成材です。
十分に乾燥した、木材を薄くした挽き板(ラミナ)を接着し、その際使う接着材も十分に環境や人に配慮し、F☆☆☆☆基準をクリアしたもののみを使用しております。
コンピューター制御による高精度の集成材の製造ラインでは、定期的な抜き打ち検査を行い、集成材そのものを第三者機関に送り、製品を試験してもらっています。
その結果は、テストデータとし、保存されています。
製品の安全性が証明できる構造用集成材のみを使用しております。

無垢材についてどのようなものを使用していますか?

木材は多くの水分を含んでいます。含水率が低いほど木材の強度は強く、木材の暴れも少なくなります。
昨今のめざましい技術の進歩により、「やはり構造材は無垢材で!」とおっしゃるお客様には、無垢材での使用が可能となりました。その際は、強度のしっかりした、また強度が安定した、ヒノキなどの無垢材のみを使用します。
後々の材木の暴れ、狂いを最小限にするために、木材をコンピューター制御により一定の基準以内まで、乾燥させた無垢材のみの使用となります。
従来は軸組金物工法は、無垢材は使えないと言われておりましたが、「やはり構造材は無垢材で!」おっしゃるお客様にも、仕口の強度と安定性が、数値に裏づけされた軸組金物工法では、使用が可能となります。

接合金物についてどのようなものを使用していますか?

HSSとHSZ

接合金物としてHSSとHSZの両方の金物に対応しています。

軸組金物工法はラーメン構造が可能ですか?

門型フレーム施工例

軸組金物工法では、ラーメン構造に対応可能です。
軸組金物工法では、ラーメン構造専用の金物を用意しています。
木造門型ラーメン構造として、認定を受けています。

軸組金物工法の接合部はどうなっていますか?

こちらのページにわかりやすいムービーをご用意していますので、ぜひご覧ください。

軸組金物工法の
説明ムービーはこちら

軸組金物工法強度試験
ムービーはこちら

軸組金物工法の構造材はシックハウス対策していますか?

使用される構造用集成材は、JAS規格の仕様フォースター(F☆☆☆☆)のみを使用しています。
人の健康にも、地球にも配慮した、健康で安全な木造住宅の構造躯体をご提供しております。
F☆☆☆☆とは:
カタログなどで目にすると思いますが、シックハウスになる原因物質の一つ「ホルムアルデヒド」の放散量(水中濃度)の区分です。
JAS・JIS表示:F☆☆☆☆☆
平均値:0.3mg/L以下
最大値:0.4mg/L以下
2003年7月から建築基準法改正に伴い、JIS(日本工業規格)、JAS(日本農林規格)で分類されていたホルムアルデヒド放散量の等級表示がFco・Eoの☆と、その数で規定されるように統一された。
さらに新たな放散量等級としてFco・Eoより放散量レベルの少ないF☆☆☆☆が設けられ、建材のホルムアルデヒド放散対策がより厳しく規制されるようになりました。
F☆☆☆☆等級の材料から作られる製品は、ホルムアルデヒドの放散がほとんどないものです。
参考のために、無垢材でもホルムアルデヒド放散量は、ゼロではありません。

都会の狭小地で広く間口を取りたいのですが、良い方法はありますか?

ラーメン構造として、軸組金物工法は対応可能です。
そのため、1階をビルトイン・ガレージにして、3階建てにする建物も多く、軸組金物工法では採用していただいています。