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ツーバイフォー工法

営業の大沢です。

マイホームを考えるとき、よく耳にする「ツーバイフォー工法(2×4工法)」

一戸建てや建売住宅で広く採用されている工法ですが、具体的にどんな特徴があるのかご存じでしょうか?

ツーバイフォー工法の仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく記載します。

ツーバイフォー工法とは?

ツーバイフォー工法は、北米発祥の木造住宅工法です。

「2インチ × 4インチ」の規格材を使って、床・壁・天井の6面で建物を“箱”のように組み立てるのが特徴です。

在来工法(木造軸組工法)が「柱と梁」で支えるのに対し、ツーバイフォーは「面」で支えるため、地震や台風などの横からの力にも強いとされています。

ツーバイフォーのメリット★

  1. 耐震性に優れている

地震大国・日本で安心なのは、やはり耐震性。

面で建物を支えるため、地震や台風の揺れを分散させやすく、耐震等級も取りやすいと言われています。

  1. 火災に強い

壁の内部が区画で仕切られる「ファイヤーストップ構造」により、火が広がりにくいのも特徴。

火災保険料が安くなる場合もあります。

  1. 気密性・断熱性が高い

壁に断熱材をしっかり入れられるため、冷暖房効率が良く、光熱費の節約にもつながります。

  1. 工期が短い

部材が規格化されており、組み立ても効率的。

在来工法に比べて工期が短めなのも魅力です。

★ツーバイフォーのデメリット★

  1. 間取りの自由度が低い

柱や梁で支える工法ではないため、大空間や自由な間取りを実現しにくい面があります。

「吹き抜けの大リビング」などは少し難易度が上がります。

  1. リフォームの制約がある

壁が構造体になっているため、大きな間取り変更や増築がしにくいケースも。

将来的にリフォームを考えている方は注意が必要です。

  1. 湿気やシロアリへの対策が重要

木材を多く使う工法なので、湿気やシロアリ対策をきちんと行うことが大切です。

★実際に住んでみた感想★

ツーバイフォーの家に住んでみると、やはり夏の涼しさ・冬の暖かさを感じやすいです。

エアコンの効きがよく、光熱費が抑えられるのは実生活で大きなメリット。

一方で、壁を抜いてリフォームしたいと考えたときに「構造上できません」と言われたこともありました。

「長く住む家=リフォームしながら育てていく」と考える方は、そのあたりを理解しておくと安心です。

★まとめ★

ツーバイフォー工法は、耐震性・断熱性・火災への強さなど多くのメリットがある一方で、

間取りやリフォームの自由度がやや制約される工法です。

これから家を建てる方や購入を検討している方は、メリットとデメリットをしっかり理解して、自分のライフスタイルに合った選択をすると良いですね。

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